Sunny Keita



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その43:さよならカリフォルニア

[2001年08月20日]

こんにちは。中山啓太です。
ようやく東京への引越も一段落となりましたので、
Sunnyvale Report」の最終回を書こうと思います。

米国を去るにあたり、まずアパートを解約しました。
これは簡単で、「7月末に部屋を出ます」とオフィスに伝え、
解約用紙にサインしておしまいです。

次に電気、電話、ケーブルテレビを解約します。
これらは、最終請求書の送り先をどこにするか悩みます。
結局サニーベールの近くに住んでいる高校の後輩に、
自分の小切手を何枚か渡して、後の処理を頼みました。

これらは相手先に電話をかけて解約するのですが、
ケーブルテレビ会社には頭に来ました。何回電話をかけても
「いま、コンピュータの調子が悪くて受付できないんです。」
の繰り返し。本当は「この忙しいのに、日本なんか行くな!」
と思っているに違いありません。
仕方ないので、オフィスまで出向いて抗議し、解約処理をさせました。

各種解約と並行して、家財道具を処分しなければなりません。
インターネット上で「売ります」と書いて写真を載せ、
買主を募るのですが、売れるかどうかヒヤヒヤものでした。
特に大型のベッド、ソファ、テーブル、車には悩まされました。
最終的に良い買い手が見つかり、本当にホッとしました。

だんだんモノが少なくなり、寂しくなったのも事実ですが...。

銀行口座をどうしようか、相談しようと窓口へ行くと、
「解約する必要はありません。日本に明細を送って差し上げます。」
との返事。さらに、
「定期預金は米国の方がお得ですよ。資金を移しませんか?」
と勧誘される始末。どうしようか今も思案中です。

米国出発の日の朝まで荷造りをしたのですが、
どうしてもスーツケースには収まらず、
郵便局で箱詰めと郵送手続をしてから、空港に行く羽目に。
サニーベール局員のペドロさんには、とても迷惑をかけました。
本当は「たつ鳥後をにごさず」でなければいけないのですが。

まあ、無事に日本に帰って来れて、良かったです。
お世話になっている皆さんへ近況報告をするつもりで、
この「Sunnyvale Report」を書いてきましたが、
本当は、自分で自分を励ましていたのかもしれません。
前にも書きましたが、電子メールがない時代だったら、
間違いなくホームシックになっていたと思います。
1年間、独り言に付き合って頂き、ありがとうございました。


=7月4日のベーカーズフィールド旅行=
http://www.sunnykeita.net/photo/043/

それでは失礼いたします。


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