その４２：さよならサニーベール

［２００１年０７月２６日］

こんにちは。中山啓太です。
次回で「Sunnyvale Report」は終了となります。
今回は、どうして次回にてレポートが終わってしまうのか、
お伝えしようと思います。

話は６月１１日のフライトにまでさかのぼります。
一週間の日本出張を終えた私は、
意気揚揚とサンフランシスコ国際空港に降り立ちました。
去年、サンノゼ国際空港でやったのと同じように、
入国審査の列に並びました。

「コチラヘ、ドウゾ〜」という陽気な日本語に誘われて、
入国審査官にパスポートと査証（ビザ。）を見せました。
しかし、その後の審査官は決して楽しそうではありませんでした。
私は、不法滞在予備軍の疑いをかけられてしまったのです。
査証（ビザ。）が長期向けでなかったことが、その理由でした。

私のビザが無効だった訳ではありません。
一年間滞米して、さらに一年間居るには不適当なビザだというのが、
その審査官の判断でした。

その後の私は別室に連れていかれ、さらに尋問を受けました。
結果、強制送還には至りませんでしたが、
２か月後には米国から退去するよう命じられました。

その２か月後がやってきたのです。
長期滞在向けの駐在ビザを取得するにはとても時間がかかるため、
会社は、私の再々渡米を断念しました。

今私は、東京でこのレポートを書いています。
サニーベールを飛び立つ前に、皆さんにご報告したかったのですが、
アパートの片付けで精一杯でした。
頂いた電子メールの返信もできていません。
申し訳ない気持ちで一杯です。

次回のレポートでは、
アパート退去のドタバタを楽しく書きたいと思います。
私の失敗経験が、
どこかで少しでも皆さんの参考になることを願いながら．．．。

＝サニーベール最後の写真、他＝
http://www.sunnykeita.net/photo/042/

それでは失礼いたします。

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