Sunny Keita

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その13:運転免許について

[2000年09月15日 ]

<前回の補足>
たくさんのかたから「カルトレインとは何か?」と質問を頂きました。
「カル」は「Cal」で、「カリフォルニア」の略です。
こちらには、「カル−」という名前の会社や団体がたくさんあります。


その13:運転免許について

こんにちは。中山啓太です。
今回は、カリフォルニア州 運転免許の話です。

カリフォルニア州に居住する市民は、たとえ外国人であっても、
国際運転免許ではなく、州の免許を取ることが義務付けられています。
私も、このたびめでたく(?)免許を手に入れることが出来ました。

さて、免許を手に入れるためにはどうすれば良いかというと、
まず、「ソーシャル セキュリティ オフィス」というところに行きます。
「ソーシャル セキュリティ ナンバー」を手に入れるためです。
「ソーシャル セキュリティ ナンバー」は、外国人の場合、
銀行口座の開設、運転免許の取得、等に必要です。
ところが私の場合、比較的有効期間の短いビザで入国しているため、
「ソーシャル セキュリティ ナンバー」はもらえませんでした。
代わりに、”あなたにはナンバーを発行できません”という紙をもらいます。

次に、「デパートメント オブ モーター ビークルズ」(車両管理局)
に行き、免許取得の申請をします。
申請料12ドルを払い、写真を撮ります。
準備が出来ていれば、その時点でペーパーテストを受けます。
テストの内容は日本とそう変わりません。日本語で受験できる場合もあります。
(私は日本語で受験しました。しかし、たまに意味不明の日本語があって、
解答に困りましたが...)

ペーパーテストに合格すると仮免許が発行され、条件付で運転できます。
(日本と同じですね。)
併せて路上試験の試験日を予約します。
路上試験は面白いことに、自分で車を持ち込むのです。もちろん通常は、
自分自身では持ち込めない(仮免許だから)のですが。
私は国際免許証を持っているので、自分で勝手に持ち込みました。

路上試験の始めには、ウインカーの出し方、手信号の出し方、警笛の鳴らし方、
等をチェックされます。
私は最初、「デフロスタ(霜取り)」という単語を聞き取れませんでした...。
その後路上に出て、右折、左折、停止、バック、駐車等を行います。
時間にして15分くらい、周辺を走り回ります。

路上試験に合格すると、晴れて免許証が郵送されてくるわけです。
私の場合は、合格してから10日で到着しました。
これでもはや、国際免許証を持ち歩く必要はなくなりました。

...路上試験終了後、合格を告げられたときは、
本当に、ほっとしました。良かった良かった。
=「デパートメント オブ モーター ビークルズ」のWebページ=
http://www.dmv.ca.gov/    Link


それでは失礼致します。


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