「パロ アルト」といえば、スタンフォード。「スタンフォード」といえば、ショッピングセンターである。 「スタンフォード ショッピング センター」は、スタンフォード大学に隣接している。
このショッピングセンター、規模はそれほど大きくない、というか、 他の場所にあるショッピングセンターに比べると、かえって小さいくらいだ。 しかし、ショッピングセンター全体に、他にはない高級感が漂っている。 お店も、少ないというよりは、厳選されていると言ったほうがいいかもしれない。
私が渡米したての頃、アパート周辺を案内して下さった方も、スタンフォード ショッピング センターのことを、 「ここは、すてきなお店がたくさんあって、来る人もお金持ちの人が多いです。」 とおっしゃっていたような．．．。
確かに、「ティファニー」「コーチ」「バナリパ」「Ｊ．Ｃｒｅｗ」など、高級な店ばかり。 はっきり言って、私のような庶民がくるところではない。が、まあ来るだけならタダだから、いいか。
周りを見まわすと、女性は本当に上品な着こなしをして、歩いている。 男性がそうでもなく、適当にジーンズをはいているような人もいるのが面白い。 自分もそうなのが、ちょっと恥ずかしい。
女性の上品な着こなしは、是非写真に撮りたいと思うが、人物を撮るのはやはりまずいだろうということで、止めておく。残念だ。
歩いていると必ず、日本語が聞こえてくるのも、このショッピングセンターの特徴だ。
かつて英語学校に通っていたときも、日本人女性はほぼ全員、 スタンフォードショッピングセンターに行ったことがあるか、あるいは行きたいと言っていた。 恋人同士でこんなところにきたら、お互いお金がかかって大変だろう。
やはりここは、お金持ちが来るところなのである。
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