その３９：一年が過ぎた
［２００１年０６月１７日］
こんにちは。中山啓太です。
私がサニーベールにて駐在を開始してから、一年が経ちました。
感想は．．．、「遊びで居るのであれば楽しいだろうなぁ。」
愚痴っぽい感想はほどほどにして、
先日、一年ぶりに日本に出張した際の気持ちを書きます。
ほとんどの方にご挨拶できなかったのが後ろめたく、書こうか迷いましたが、
これも貴重な経験、お伝えする義務があると思い直しました。
１．あまり感慨深くなかった。成田に降りた時、外国に来たかと思った。
これは、一時帰国だったからだと思います。
日本語が通用するのも、逆に不思議な気がしました。
言葉って本当に不思議です。何で米国の人は英語を話すのでしょう？
２．ごはんと味噌汁が旨い。
ここぞとばかりに旨いものばかり食べていました、
または、食べさせていただきました。大変ありがたかったです。
ごはんを旨いと思える感覚が残っていて良かったと思います。
３．普通の緑が普通にある。
カリフォルニアの緑は「作られた緑」のように感じるので、
日本の田園風景は目にしみました。
４．おしゃべりになった。
例えば、お店に行って何か買うとき、以前なら
「いえ、自分で見ます。ええ、結構です。」
こんな感じだったのが、今回は
「違う色ありません？私はこんなのが好きで。おっこれは便利。」
のように、店員さんとの会話を楽しんでいました。
英語では、ほとんどの欲求は省略されてしまいますので
（理由は当然、きちんと話せないから。）
息せき切ったように、言葉が出てきたのだと思います。
最後は言葉ネタに戻ってしまいましたが、
それほど言葉の不思議、言葉のありがたさを感じた一週間でした。
本文とは全く関係ないのですが、
５月に、以前お世話になったお客さまが、
サンフランシスコにいらっしゃいました、そのときの写真２枚です。
http://www.sunnykeita.net/photo/039/
それでは失礼いたします。
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