Sunny Keita

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その2:ゲイ・パレードについて

[2000年07月02日]

再び中山啓太です。
今回は、サンフランシスコで行われたお祭りについて紹介します。

もう、一週間たってしまいましたが、6月25日の日曜日にサンフランシスコに行ってきました。
家具を買いに行ったのですが、その帰りに「ゲイ・パレード」に遭遇しました。
サンフランシスコは、ゴールド・ラッシュの頃から「ゲイの街」として認知されているようで、
同性愛者同士の結婚が認められたという事実もあります(今はどうなんでしょう?)。

で、このパレードというのは、毎年6月最終、日曜日に行われるかなり大規模なお祭りです。
メインストリートを車通行止めにして、市役所の前まで行進が延々行われるのです。
スケジュール表には、「パレード:朝10時から午後1時まで」と書いてありました。
行進の内容は、「同性愛者の権利を認めよ!」とプラカードを持つ団体もありますが、
そのほとんどは、「この日を祝おう!」といって、カラフルな衣装を着て歌い踊る人々です。
市役所の前には特設ステージが設けられ、有名歌手のオンステージや、様々な演説や、
クリントン大統領のメッセージ披露などが行われていました。

満員の観客の中には、当然、抱き合っている男性(と思われる人)同士や、
「私はレズビアンです」とボディペインティングした女性(と思われる人)のカップルなどがいます。

私は一人で、その中に混じってステージを観ていた訳ですが、思ったことは

 −今の日本では絶対にありえないイベントである(しかも市役所の前で...)。
 −「アメリカ人」の定義とはいったい何ナノだろうか?

でしょうか。
これだけ普通にゲイやレズの人がいると、「ふーん、そうなんだ。」と思ってしまいます。
また、アメリカの街を歩いていると、見かけるのはラテン系あり、黒人あり、白人あり、東洋系ありです。
言葉も英語、スペイン語、ヒンディー語(?インドの言葉といいたい)、中国語、日本語...。
「日本人」と同じようなニュアンスで「アメリカ人」という言葉は使えないな、と思いました。

内容の間違い、取り上げてほしいネタ、などを教えて下さい。
それでは失礼いたします。


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